ダイビング中の空気消費を長持ちさせるには?
ダイビング中に空気の減りが早いのが気になる
ダイビングをはじめたばかりのころ、まわりのダイバーさんより空気の減りが早くて心配でした。インストラクターから「残圧いくつ?」って聞かれたら実際よりちょっと多めに申告してました。俺のせいでみんなが早く上がらないといけなくなるから迷惑かけないように…と思ってました。
当時の私と同じように空気の消費が気になる人のためのアドバイスを下に書いておきますね!
ダイビング中の空気消費を長持ちさせるコツその1
気にしない!
アドバイスになってない!って言われてしまいそうですが気にし過ぎないことです。気にすると消費を減らそうとケチって吸ったり、息ごらえしたりして不規則な呼吸になってしんどくなったり頭が痛くなったりします。潜る前に、「すみません!私たちは空気減るの早いですー!」って自己申告しておきましょう。
それから男性の場合、女性と比較してしまうとその消費の差に愕然とするので比較するのをやめましょう!
ダイビング中の空気消費を長持ちさせるコツ2
大きめのシリンダー(タンク)を使わせてもらいましょう。
和歌山県で潜る時は10リットルのシリンダーを使うことが多いです。ダイビングショップには12リットルのシリンダーを所有しているところもあります。2リットル違うと20%増量になりますので、ずいぶん違うと思います。安心ですね!
ダイビング中の空気消費を長持ちさせるコツ3
空気消費が早い人は、呼吸ペースが早い人が多いです。
オープンウォーターコース(Cカード取得コース)で習ったように、大きくゆっくりと呼吸を心がけましょう。特にダイビング中に息苦しくなる人は、吐くことがおろそかになっていることが多いです。
ダイビング中の空気消費を長持ちさせるコツ4
適正ウエイトをチェックしましょう。
ダイビングをはじめたばかりの人は潜降が苦手な人が多いです。そのため、ウエイトの力を借りて、つまりウエイトをつけ過ぎてオーバーウエイトで潜っています。潜降は楽になりますが、水中での中性浮力は難しくなります。フィンを動かす回数が増えるので呼吸が乱れ空気消費が多くなります。中性浮力が苦手で、浮くことに対する恐怖心がある人も同じような理由で空気消費が多くなります。
ダイビング中の空気消費を長持ちさせるコツ5
寒さ対策をしっかりと!
水中では空気中の25倍の早さで体温が奪われます。ウエットスーツなら自分の体にフィットするスーツを着用し、必要に応じてフードやインナーを用意しましょう。ボートダイビングの場合はボートコートがあるといいでしょう。
ドライスーツの時は、ダイビング専用の動きやすく暖かいインナーを使用しましょう。綿素材のインナーは水分を含みやすく冷えにつながり、寒さから呼吸が増えて空気消費が早くなることがあります。またドライスーツの使い方をしっかり練習して、スーツ内にしっかり空気を入れて暖かく潜れるようにしましょう。
他にも様々な対策が考えられますが、上記の5っのコツで少しは改善されると思います。
インストラクターへの残圧の申告は正確にしましょうね!思わぬトラブルの元になりますから!
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