ダイビングスクール プライム

ダイビング器材のオーバーホール

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お客様からダイビング器材のオーバーホールのご依頼をいただきました。

 

レギュレータ、オクトパス、残圧計、BCDなどは1年に1回または100ダイブごとにオーバーホールしましょう。

 

スクーバダイビングは、「器材中心型スポーツ」と言われています。ダイビングは器材をいかに使いこなすかがカギとなるスポーツです。器材(道具)がなければ呼吸をすることさえもできません。またダイビング中に器材にトラブルがあると大きな事故につながってしまいます。器材のメンテナンスや定期的なオーバーホール、ダイビング前の器材の点検、バディとのチェック、ダイビング中にも器材トラブルがないかチェックしながら潜っていることも大切です。

 

*「点検」は、器材を分解せずに正常に作動するかを確認する作業

*「メンテナンス」は日頃のお手入れやダイビングの洗浄

*「オーバーホール」は定期的に分解洗浄して初期機能を取り戻す作業のことです。

 

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お客様のインフレータには青い錆がでてきてしまっています。

 

 

お使いのレギュレータのファーストステージ側のホースの付け根にホースプロテクターのついている人は、そのプロテクターをずらして洗っていますか?洗い切れていなかったり潮がみがひどいと、こんな感じになってしまいます。ホースの交換をお勧めします。

 

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ホースプロテクターをずらして洗浄しましょう!

 

 

前置きが長くなりましたが、写真はBCDのインフレータの中圧ホースをつなぐところです。お客様からお預かりした時は、緑色の錆がついていました。

器材のオーバーホールでは、部品単位まで分解して、洗浄し、乾燥させて、組み立て直し、新品同様の機能を取り戻すように調整しなおします。

 

 

 

金属部品は真鍮ブラシで錆を落として、金属を傷つけない人体にも害のないと言われている専用の洗浄液で洗います。錆が酷いと器材のメッキが剥がれてしまうことがあります。

 

 

洗浄後は、流水でブラッシングしながらしっかりと洗浄液を洗い流します。

 

金属以外の部品は水でブラッシングしながら洗います。

エアーガンで水分を吹き飛ばしてしばらく自然乾燥させます。

 

乾いたら部品ひとつひとつが劣化していないか、破損していないかをチェックします。再利用できない部品は新品に交換して組み立てていきます。

 

 

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ダイビング器材に使われる部品の一部。小さな部品で構成されています。

 

組み立てるときは所定のトルクで締めていきます。ネジ部分はなんでも力強く締め付ければいいわけではありません。締めすぎると割れてしまったりすることがあります。また組み立てるときに目視では分からなかった部品の劣化が見つかることがあります。

 

組み立て作業が終わったら初期機能を取り戻すことができるように調整します。調整ができたら、全体にトラブルがないか最終点検です。

 

交換した部品や調整した数値などを記録してお客様の手元にお届けします。

安全があってのダイビング!また安全に潜って楽しんでください!

 

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    この記事を書いた人

    仮屋伸一

    和歌山県で一番上手になれるダイビングスクールを目指して20年約3000名の認定実績。 「一人一人に合わせたダイビングの家庭教師」のようなきめ細かい指導を心がけています。

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