ダイビングしたあと頭痛がするんです…初心者ダイバーに多いダイビング頭痛
ダイビング終了後、頭痛がする…
ダイビング初心者の方に多いのですが、潜り終わってすぐに頭痛を訴える方がいらっしゃいます。
原因は様々なですが、マスク内に水が入らないようにマスクのストラップを締めすぎによる頭痛、海水温が冷たいことによる頭痛、呼吸のペースが良くなくて頭痛に至るケースなどがあるようです。
マスクストラップの締めすぎによる頭痛
最近はコロナの感染予防で日常的にマスクをつけているので、耳にかけるゴム紐で耳が痛くなった経験をしている人も多いかと思います。
スキューバダイビングでもマスクをします。これは陸上の不織布マスクとは全く形状が違います。水中メガネとか、ゴーグルとか呼ぶほうが一般的かもしれません。ダイビング器材としての正しい表現は「マスク」です。
ダイバーさんが顔に装着している水中メガネがマスクです。
このマスク内に水が入ってくると気になるので、水が入らないようにぎゅーーーっとサイズの調整ベルトを締める人がいます。そうするとダイビング中に締め付けられていて海から上がるとその締め付けられたことによって頭痛になる人がいます。
マスク内に水が入っても排出するスキル「マスククリア」の練習をして、マスク内に水が入ってきても焦らないダイバーになることが大切です。そして、マスクを緩めることができたらマスクにも水が入りづらくなることに気づくでしょう。
海水温が冷たいことによる頭痛
これはダイビング終了時ではなくダイビング開始時に起こることが多い頭痛です。
夏にかき氷を一気に食べると、頭がキーンとなったことがあると思います。それに似た感じで、冷たい海に入った瞬間から最初の1分くらいに頭痛を感じることがあります。
冬の海でフードなど頭の防寒用具を装着しないで海にエントリーした時などに起こります。流氷ダイビングなどでもあるようです。(筆者未経験)
水温が低い時などは、フードを着用して潜ることで防ぐことができます。また、子どもがプールで泳ぐ前に体に水をかけてからプールに入るように、潜る前に海水で顔を濡らしてから潜り始めると軽減されます。こうしておくことで、マスク内に急に水が入ってきても慌てることも少なくなります。
二酸化炭素が体にたまったときにおこる頭痛
ダイビング中にたくさん泳いで呼吸が乱れてしまった時や、初心者ダイバーさんや緊張しやすいダイバーさんが緊張から呼吸が乱れた時に起こることが多いです。
また、空気消費が早いことを気にしすぎて空気を長持ちさせようと息ごらえをしたりスキップ呼吸をしたりする人も頭痛を経験したことがあるでしょう。水中写真でピント合わせに集中していると息が止まったり、不規則な呼吸になり換気が十分に行われないと二酸化炭素が体にたまって頭痛を引き起こすこともあります。
泳ぐと呼吸が乱れるという人は、呼吸を乱さない泳ぎ方を身につける練習しましょう!
ダイビングの呼吸は吸うことよりも、吐くことが大切です。
しっかり吐くことができたら頭痛にもなりづらくなります。息ごらえやスキップ呼吸もしないように気をつけましょう。そのためにはスキルアップが重要です。基本をマスターしたら、さらに上級レベルのトレーニングを受けてできるダイバーになりましょう!
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