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ダイビングスキル基礎編〜バックロールエントリー

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ボートダイビングのエントリー方法

ボートダイビングで一番よく使われるエントリー方法はバックロールエントリー方法です。初めてバックロールエントリーを経験する時は後ろ向きに入るのが怖く感じる人も多いようです。

入る前にしっかり水面の障害物を確認してから入れば、何かにぶつかったりすることもないですし、正しくできればいきなり沈んでいったりすることもありません。安心してください。

 

バックロールエントリー

フィンやマスクを装着する前にバルブを解放したシリンダーを背負ってBCDの各ベルト類を調整をします。ボートの揺れに気をつけながらバディと助け合いながら背負います。

船梁(ふなべり)に座り、マスクとフィンを装着します。

浮力、視界、呼吸を確保したら船梁から後ろ向きに海に入る方法です。映像などで見たことある人も多いと思います。オクトパスや残圧計などが船梁に引っかからないように前に抱え込むか船の外に出しておきます。あごを引いておしりを船梁から少しずつ外へずらしていきます。海面に他のダイバーや障害物がないか確認してください。

 

「バックロール」というネーミングから背中から水に勢いよく入って後ろ向いて回るイメージがあるかもしれませんが、くるっと回ってしまうと方向が分かりづらくなるので回らないようにしたいものです。回らないようにするには、背中から入るのではなく、お尻を少しずつ船梁から外へずらしていき、お尻からストンと落ちて水に入るイメージです。背中を少し丸めた姿勢のほうが回りにくいでしょう。

 

エントリーしたら

海に入ったら、マスクとレギュレータは押さえたままにしておきましょう。

完全に浮いたことを確認して、船上のバディやインストラクターやボートクルーなどとトラブルがないことを確認してからマスクやレギュレータから手を離して泳ぎはじめます。エントリーしてからすぐに潜降することが多いと思います。スノーケルにくわえ変えずにそのままレギュレータで泳ぎましょう。

 

流れがある場合などガイドさんの指示で水面に浮かずにそのまま潜降するように言われることもありますが、方向が分からなくなったり上手く潜降できなかったりと高度なスキルになります。

 

通常は水面集合または水中のアンカーやブイなどに集合するように指示が出ることがほとんどです。

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    この記事を書いた人

    仮屋伸一

    和歌山県で一番上手になれるダイビングスクールを目指して20年約3000名の認定実績。 「一人一人に合わせたダイビングの家庭教師」のようなきめ細かい指導を心がけています。

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