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ダイビングスキル基礎編〜コンパスナビゲーション

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コンパスナビゲーション

コンパスの読み方には2種類あります。

コンパスの上から読む方法とサイドウィンドウから読む方法があります。それぞれ解説していきます。

 

どちらにも共通している重要なこと。

 

ラバーラインを体の中央に

コンパスを体の中央のラインに保つことが大切です。コンパスのラバーライン(真ん中の赤いライン)が体の中央に来るように、進行方向にまっすぐ向けることが大切です。方向転換するときは特に注意が必要で、ラバーラインを中心に保ちながら体の向きを変えていきましょう。

 

コンパスを水平に保つ

コンパスを水平に持ちます。コンパスが傾いているとコンパスが滑らかに回転せず正確に方向を指し示さなくなります。コンソールタイプのコンパスをお使いの方は、コンパスが斜めになりやすいので特に注意が必要です。

 

コンパスの使い方の練習風景

 

コンパスの読み方2種類

 

トップリーディング

  1. 進みたい方向の角度を確認する。
  2. 回転ベゼルを回して、進みたい角度の数字をラバーラインの向こう側(自分とは逆側)に合わせる。
  3. 北を示す磁針がインデックスマークの2つの山(猫の耳)の間に入るよう向きを変えていく。この時にラバーラインを体の中央に保ったまま体を進行方向へ向ける。
  4. コンパス越しに進行方向を見て、まっすぐ進むために進行方向にある目標物を確認する。この目標物を確認せずに泳いでいくと流れがある場合などまっすぐ進めない。
  5. 目標物を確認しながら泳いでいきます。コンパスを体の中央で保持して目標物とコンパスのインデックスマーク内の磁針がずれていないかを確認しながら泳ぎます。
  6. 目標物の手前まで来たら、延長線上にある次の目標物を見つけます。
  7. 上の5.と6.を繰り返して目的地まで移動します。透視度にも影響されますが、できるだけ遠くの目標物を目指していくほうが誤差が少なくなりまっすぐ進めます。

 

サイドリーディング

  1. 進みたい方向の角度を確認する。
  2. サイドウィンドウを見て、ラバーラインを体の中央に保つ。
  3. 進みたい角度の数字がラバーライン上に来るように体を回転していく。
  4. トップリーディングと同様にコンパス越しに進行方向を見て、まっすぐ進むための目標物を確認する。
  5. 目標物を確認しながら泳ぎましょう。ラバーラインと進みたい角度がずれていないか確認しながら泳ぎます。
  6. 目標物の手前まで来たら、延長線上にある次の目標物を見つけてそれに向かって泳いできます。
  7. 上の5.と6.を繰り返して目的地まで移動します。

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この記事を書いた人

仮屋伸一

和歌山県で一番上手になれるダイビングスクールを目指して20年約3000名の認定実績。 「一人一人に合わせたダイビングの家庭教師」のようなきめ細かい指導を心がけています。

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