ダイビングスクール プライム

ダイビングスキル基本編〜潜降ができない

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ダイビング初心者には「潜降」が苦手な人がとても多いです。潜りはじめるまでは落ち着いている人も、いざ潜降となり水面が目線あたりにくると急な呼吸ご乱れはじめて潜ることができなくなります。

潜降ができない理由

 

 

ウエイトが足りない

そもそも適正ウエイトになっていなくてウエイトが足りないことがあります。初心者の場合、ライセンス取得講習中はウエットスーツをレンタルしていたけど、ダイバーになったので自分のスーツを購入する人もいるでしょう。使い込んだウエットスーツと新しいものではウエイト量が変わります。また今まではスチール製のシリンダーで潜っていたのに、沖縄や海外のリゾートでアルミのシリンダーになっていることもあるでしょう。ドライスーツのインナーが変わったりするとウエイト量に影響があります。

 

息が吐けない

水が苦手だったり緊張したりして息が吐けない人は肺の中にたくさん空気を吸っている状態で潜降しようとしています。その浮力のために潜降しづらい人もいます。耳抜きするときにいっぱい空気を吸って耳抜きしようとする人も息が吐けていない人と同じく潜降しづらくなります。

 

フィンを動かす

バランスを崩してしまって足を動かしてバランスを取ろうとする人は潜降がしづらくなります。水面で体が立った状態でフィンを動かすと、水中に潜りたいのに水面に向かう推進力が発生することになります。自分で泳いで水面に戻っていることになっています。

 

BCDの排気ができない

潜降を急ぐあまり、BCDの排気ができていないのに頭が水中に向かって下向いている人がいます。体は逆立ち状態に近い形になってしまっているので、左手でインフレーターホースを懸命に上に上げているつもりでもせいぜい水平姿勢にしか伸びていません。その体勢ではBCDの空気は抜けません。

 

ドライスーツの排気ができない

BCDの排気と同じように排気の体勢が良くないとスーツ内の空気がうまく抜けません。少し抜けても抜け切らないまま潜ろうともがくことになります。また、ドライスーツの排気バルブをロックしてしまっていて排気できていない人もいます。

 

ここに記したことを一つ一つ確認しながら潜降してみてください。少しは改善されるかと思います。

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この記事を書いた人

仮屋伸一

和歌山県で一番上手になれるダイビングスクールを目指して20年約3000名の認定実績。 「一人一人に合わせたダイビングの家庭教師」のようなきめ細かい指導を心がけています。

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