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スキューバダイビングで重要な水面手順

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スキューバダイビングでトラブルが起こりやすい場所

 

スキューバダイビング中にトラブルが起こりやすいタイミングは、水に入った直後と浮上した直後です。それは、つまり水面にいるときになります。

意外かもしれませんね。

 

水面で起こるトラブル

水で遊ぶダイビングの多いトラブルは「溺れ」です。では、溺れないようにするためにはどうするか?水面でおぼれないように自分を守るための注意点は3つです。

 

 

水面手順

呼吸の確保・浮力の確保・視界の確保 この3つがそろえば水面でそうトラブルになることはありません。水面でトラブルが起こったとするとこの3つのうち何かが欠けているはずです。

 

水に入るときは、バディと一緒に「水面手順」の確認を!

 

 

呼吸の確保

水に入る前には、レギュレータまたはスノーケルをくわえましょう。また浮上してきたときは、陸またはボートに上がるまでレギュレータまたはスノーケルをくわえておきましょう。ボートダイビングでエントリーしたあとスノーケルにくわえ替える人がいますが、波の高さなどを考慮しないとかえって溺れる原因になります。ボートからエントリー後すぐに潜降する場合はレギュレータのままでいきましょう。

ビーチダイビングでは足場が悪いこともあります。重いシリンダーやウェイトを装着したまま転んでしまうとすぐに立てなかったりします。ひざ下くらいの水深でも溺れる可能性があります。

スノーケルを付けていないダイバーもいますが、レギュレータにトラブルがあった場合やエア切れなど万が一で浮上した場合には呼吸するためにとても重要な器材になります。特に事情がなければつけておきましょう。以前、セブ島で漂流して亡くなったダイバーさんはスノーケルをつけていなかったことが問題になりました。

 

浮力の確保

水面では息を吐ききっても浮いていられるくらいの空気をBCDに入れておきましょう。潜降が苦手なダイバーさんはオーバーウェイトと言っておもりをつけすぎている人がいます。そのような場合にはたくさんの空気をBCDに入れておかなければいけません。フィンキックをしていないと浮いていられないような場合はおもりの調整が必要です。また、BCDのパワーインフレータのトラブルなどで空気を入れられなくなってしまった場合のオーラルインフレーションの方法やウェイトを捨てる方法など練習しておくことが重要です。

 

視界の確保

水泳教室などで子どもに水泳を教えるときに、まずは水につかって顔に水をかけたり顔を水につけたりできるように練習します。これは水が顔にかかると嫌がったり怖がったりするからです。ダイバーも浮上してから顔に水がかかるとちょっと慌ててしまったりしてしまいます。慌てない、パニック予防の観点からマスクの装着はとても重要です。陸に上がると鼻呼吸になるので、マスクをしていないと鼻で呼吸してしまい鼻から水を吸ってしまいパニックになります。

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この記事を書いた人

仮屋伸一

和歌山県で一番上手になれるダイビングスクールを目指して20年約3000名の認定実績。 「一人一人に合わせたダイビングの家庭教師」のようなきめ細かい指導を心がけています。

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