今日は奈良県よりお越しのお客様のディープダイビングの講習でした。

2020年6月27日（土）　　和歌山県田辺市　ダイビングスポット「中島」「ロングアーチ」

水温23度　透視度10m　うねりあり

朝7時前に出勤してみると、濃霧で海が真っ白け。穏やかなのか荒れているのかも判別できない視界不良。風向きで少し見えるようになったり、全く見えなくなったりしています。ようやく海が見え始めた時には、予報より少し荒れている感じで、梅雨前線の影響のためかうねりがありました。

少し霧が晴れるのを待って、ディープ講習のため白浜と田辺の間の沖合にある観測塔のポイント「中島」へむけて出港しました。

水深15mほど潜ればうねりの影響もほとんど感じることなく、快適に潜れました。

深いところでも窒素酔いの兆候などもなく、非常に落ち着いて潜れました。中性浮力もしっかり取れていました。少しオーバーウェイトになっていることも自分で気が付いていたようで、2本目は1㎏減らして潜りました。

ディープダイビングでは、浅いところで潜るときよりも気を付けるべきことがたくさんあります。

水深や時間は潜水計画通りに進んでいるか、NDL（無減圧限界時間）に余裕はあるかダイブコンピュータで確認します。さらに残圧は予定通り、計算通りの減り具合なのか確認します。窒素酔いなどがないか、快適に潜れているかバディとのコミュニケーションが大切です。ほかにもさまざま注意点があります。セルフチェックできたかな？

これは深いところに潜るからというわけではありませんが、魚などの生き物に夢中になりすぎたり、水中カメラに夢中になりすぎたりしないようバディのことも気遣いましょう。

水面付近から水深20m超えるあたりまでの水温がほぼ一定で23度～24度になってきました。あとは天候次第ですが、そろそろウェットスーツで潜るのが気持ちいい季節になってきましたよ！！！短い夏を満喫しましょう！寒がりの方は、フードやフードベストで調整してください。ボートコートがあると便利です。