和歌山県の海の中はタツノオトシゴ祭り~♪
2020年6月20日(土) 和歌山県田辺市「みなべだし」「みなべだしアーチ」 透視度10m 水温21,3度
先日、といっても2日前か!ジャパピグが見つかった!とブログに書きました。
今日は、和歌山県田辺市の「みなべだしアーチ」というダイビングポイントの水深13mほどのところで「ハナタツ」というタツノオトシゴが見つかりました。
最近も数回同じところで潜っていますし、潜るたびにいつも通っている場所でしたが、今までは見落としていたのかなぁ~
大きなハナタツは、おなかが膨らんでいるように見えました。繁殖シーズンですね。
タツノオトシゴはオスが育児嚢という子どもを育てる場所で少しの間保育してから出産という感じで稚魚を産み出すようです。夜中とか早朝とか通常はダイバーがあまり潜らないまだ暗い時間帯に出産するようです。その時間帯はほかの魚たちも寝ている時間で外敵が少ないからなんでしょうかね?
その大きなハナタツの近くを見ていると、ちいさなちいさなハナタツの幼魚も見つかりました。本当に周りの海藻や岩から生えているものにそっくりでなかなか見つけづらいです。今回もたまたまふらっと泳いでくれたので目に入ったけど、泳いでくれていなかったら出会ってなかったかもしれません。
写真の中央付近に小さなタツノオトシゴがいるの、わかるかなぁ?実物は1㎝くらいでした。中年インストラクターにはなかなか厳しいサイズです。
このハナタツの幼魚は、写真に撮るのも一苦労です。デジカメのモニター内で見失ってしまいます…(笑)
水中写真の撮影を楽しんだあとは、生物やまわりのサンゴなどをフィンで蹴ってしまったりしないよう注意しながら泳ぎ始めてくださいね。
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