「いやぁ～今日はさすがに寒かったですねっ！！」

2022年2月6日(日)　透視度10m　水温13.2℃

「天神崎ビーチ」

朝はちらちらの小雪が舞っていてすごく冷え込みました。こんな真冬の海にでも潜りに来てくださるお客様がいてくれるって本当にありがたいです。ありがとうございます！！！

そんなお客様のリクエストで、通称ゴマちゃんことゴマフビロードウミウシを探しに潜りました。

今日の潜る前に強風と言ったらとてつもなく、タンクを背負っていても飛ばされそうになるくらいの強風です。

水面も風のせいでバシャバシャと波立っていました。

昨日に引き続き上級ダイバーさんたちだったので、さっと潜降してしまえば全く問題なし！水中は穏やかそのものでした。

そして、お客様のお目当てのものを捜索開始！

まず目に入ってきたウミウシは、和歌山県で見られるウミウシといえば定番のアオウミウシ。（下の写真）

小さなアリモウミウシ、海藻に擬態するヒラミルミドリガイなどがいました。

海藻に包まるようにしてマダライロウミウシもいました。ビーチで見るのは珍しいです。（下の写真）

ナマコのお尻に住んでいるナマコマルガザミ。1～2㎝ほどの小さなカニです。ナマコの体にしがみつくようにしています。

ガザミと名の付くカニは、一番後ろの足が後ろ向きにカマのような形になっていて岩や宿主（このナマコマルガザミの場合はナマコ）にしがみつくようにするのが特徴です。