「魚も多くて地形も楽しくてよかったです～！！」

2021年3月18日(木)　透視度8m　水温16.8度

「高島」「ロングアーチ」「南部だしアーチ～水族館」

水温は変わらず16度台ですが、気温が上がってきたのでそれほど寒くも感じなくなってきました。快適ダイビングです。

透視度が一時に比べて少し落ちてきていますが、春濁りでしょうか！？ちょっと緑っぽい海でした。

1月からの低水温が底を打ち水温が上がり始めると植物プランクトンが活発になり濁りが発生するといわれています。(これを「春濁り」といいます)

春らしい海です。

そして、その春らしさの透視度では景色を楽しむよりも視線を下に落として、小さな生き物を楽しむダイバーさんが増えてきます。今の季節はウミウシも増えてきていてウミウシ好きにはたまらない海となっています。

オニカサゴの胸鰭の上にピカチュウウミウシことウデフリツノザヤウミウシが乗っかっていました。オニカサゴが泳ぎ去ると、振り落とされていました。

派手な色合いで水中でもよく目立つミアミラウミウシ。ライトを照らさずに観察するのとライトを照らして観察するのでは全然違う色合いに見えるウミウシです。それにしても派手ですねぇ～！

体長の長～～～いウミウシがいました。ムカデミノウミウシ。ここ和歌山県ではちょっと珍しい部類に入るかな？

海の水の色とソフトコーラル(サンゴの仲間)の赤紫色のコントラストが美しいです！

海藻が生えているのが今の季節らしさを演出しています。

地形の不思議さに「おぉ～～～～！」と声を上げていそうなダイバーさんです。岩の形がかっこよかったそうです。

スイーーーーーっと泳ぎ過ぎ去ってしまうとただの岩の亀裂なんですが、見る角度を変えてみると一気に絶景になるのが水中のすごいところかもしれません。

地形にウミウシにと楽しめる春のダイビング。今の「ならでは！」をお楽しみください！