さぁ!夏の和歌山の海だよ~♪ダイビングにお出かけください!
みなさん!お待たせいたしました!
コロナで自粛疲れの皆さん、ダイビングにお出かけくださ~い!
いよいよ和歌山も夏の海になってきました!!
2020年6月17日(木)
気温 27度
透視度 10m
水温 20.0度
「みなべだし」「アーチ」
ここ和歌山県田辺市では、梅雨入りしてすぐ数日間にわたり大雨が降りました。山のほうですごく降ったようで川から茶色い水が海に流れ込んで茶色い海面がしばらく続いていましたが、ようやく茶色が薄くなってやや青みがかってきました。
風もそよそよと穏やかで波もありません。
当社の小さなボートも滑るように海面を進んでいきます。
エントリーするとやっぱり濁っていますが、見えにくいのは水面付近だけ。底のほうに降りていけば少し周りが見渡せるくらいの透視度です。10mくらいでしょうか。
潜降してすぐの岩の亀裂にはたくさんの魚(ネンブツダイやハタンポ)が群がり、捕食しようとハナミノカサゴが狙っています。
根の上にはキンギョハナダイやソラスズメダイが群がって夏の海っぽくなってきています。
エキジット間際のボートの陰になるところに魚群が!
ちょっとダッシュを効かせて群れの近くまで泳いでみるとそこには夏の風物詩「タカベ」が群れていました。青い体色に黄色いラインがシュッと流れるように走ります。水面近くの浅いところを泳いでいるので太陽の光を受けてキラキラと輝きます。
青と黄色がなんとも夏っぽい雰囲気を感じさせてくれます。
カメラを向けてぐっと近づくと、群れ全体が一斉に向きを変えて泳ぎ去っていきます。水中でもなんだか音が聞こえそうなくらい、ぎゅっと急に動きを変えます。
そして「来れるもんならついておいで~」と言わんばかりに、撮影してもうまく映らない距離のところまで群れ全体で逃げていきます。
自分たちはぐちゃぐちゃに群れているのに、人間とのソーシャルディスタンスは守っているようです。