ダイビングスキルアップでレスキューコース!奈良県桜井市
繰り返しやらないと忘れますね~!
2020年10月23日(金) 透視度8m 水温23.9度
「天神崎ビーチ」「天神崎ビーチ」
ダイビングの講習をした午前中は雨が降っていましたが、波はなかったのでレッスン開催です。
雨が降ったら海が荒れていて、晴れていたら穏やかだと思っている人が多いです。海況は天気では決まらず、たいていは風向きと風の強さが大きく影響します。晴れていても海が荒れることもありますし、雨が降っても全く問題なく穏やかなこともあります。
今日は雨でしたが海は穏やかそのものだったのでレスキューコース開催。
「レスキュー」というと溺れたダイバーを助けるイメージがあるかと思います。もちろんそんな練習もするのですが、メインはトラブルを起こさないダイバーになるための練習です。特に自分自身でトラブル解決するためのスキル練習やバディと協力し合ってトラブル対処する練習です。
呼吸する道具(レギュレータ)が口から外れたらどうするか?マスク内に入ってきた水を排出するにはどうするか?といったダイビングのライセンス取得コースでやるような内容もより難しいシチュエーションで確実にできるようおさらいしました。
ファンダイビングと言って遊びのダイビングではほとんどやることのない器材脱着スキルの練習も、こんなことが水中で行えるくらい水中への適応力が高まるとより安全に潜れるようになります。慌てないダイバーになるためのメンタルトレーニングのような意味もあります。
空気がなくなってしまった時の対処法なども練習しましたが、普段あまり練習することのない項目については細かいところは忘れていることもありました。「やっぱり繰り返しやらないと忘れますね~。また練習します!」と前向きに取り組んでいただきました。
足がつってしまったバディを助ける練習もしました。
いっぱい泳いで足が疲れた時などの足のストレッチにもなります。
トラブルは小さいうちに解決することが大切です。一つ一つのトラブルなら対処できても複数重なってくるとパニックに陥ってしまうケースも出てきます。トラブルが大きくなってしまう前に一つ一つ確実に解決していきましょう!
しっかり練習したあとは、ちょっと泳いでファンダイビングお楽しみタイム。魚がたくさん群がっていましたね!
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